違法な時間外労働で1万4千超の事業場に是正勧告/厚生労働省
厚生労働省は、令和4年度の長時間労働が疑われる3万3,218事業場を対象とした監督指導結果を公表しました。
主な違反内容
① 違法な時間外労働があったもの:14,147事業場(42.6%)
・時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が月80時間超:5,247事業場(37.1%)
・月100時間を超えるもの:3,320事業場(23.5%)
・月150時間を超えるもの:752事業場( 5.3%)
・月200時間を超えるもの:168事業場( 1.2%)
② 賃金不払残業があったもの:3,006事業場(9.0%)
③ 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの:8,852事業場(26.6%)
④ 健康障害防止に関する指導の状況
・過重労働による健康障害防止措置が不十分なため改善を指導したもの:13,296事業場(40.0%)
・労働時間の把握が不適正なため指導したもの:6,069事業場(18.3%)
詳細はこちら:厚生労働省
労働基準監督署が指導を行った事例、長時間労働の削減に向けた積極的な取組を行っていた企業の事例、労働時間適 正把握ガイドライン、なども紹介されています。
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長時間労働が疑われる事業場に対する令和4年度の監督指導結果を公表します