心理的負荷による精神障害の認定基準を改正/厚生労働省

厚生労働省は9月1日付で「心理的負荷による精神障害の認定基準」を改正しました。

 

この改正は、近年の社会情勢の変化等に鑑み、同省の専門検討会が23年7月に取りまとめた報告書を受けたものです。

 

主な改正ポイント

●業務による心理的負荷の具体的出来事に「顧客や取引先、施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」(いわゆるカスタマーハラスメント)

●「感染症等の病気や事故の危険性が高い業務に従事した」を類型として追加し、心理的負荷の強度の具体例にパワーハラスメント6類型すべてを明記。

 

その他は以下の通り

 

厚生労働省:プレスリリース
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34888.html

 

厚生労働省:心理的負荷による精神障害の労災認定基準の改正概要(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/11201000/001140928.pdf